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「俺たちに明日はない。」
ロックミュージカル 「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」
(3月24日(土)大阪公演・千秋楽前日・18:00〜の部)を観てきました。
以下、ネタバレにご注意ください。

(※ここからネタバレ)

今回、あえて情報だとか評判などを調べることもせず、
何も先入観のない状態で、ただ楽しみに、当日を迎えました。

で。

あぁ・・・
そうかぁ・・・
そうなのかぁぁぁ・・・

ヘドウィグの山本耕史さん、唄が上手ですね。
イツハクの中村中さん、綺麗な声ですね。

…なんていうのかな。
普通に、上手で小奇麗にまとめたコピーバンドを見た。
そんな感じでした。

三上ヘドウィグ が、ヘドウィグの世界観を、彼なりの魅力で
日本のお客さんに向けてわかりやすく、必死に伝えようとしていたのに比べ、
山本ヘドウィグは、ジョンのヘドウィグを、細部にわたり、ただひたすら
忠実に再現しようとしていただけのように思えました。

全曲を英詞で通すという試み、それはそれで潔いと思うけれど、
あまりにも工夫がなくて、歌詞の意図が伝わらなかったように思いました。
たぶん、映画を見ていない人、HEDWIGをよく知らない人には
どんなストーリーかすら、よく伝わっていなかったんじゃないかな。

バンド・・・演奏陣にも、正直、びっくりしましたね。

とても大切な箇所で、ギターのコードが決定的に違っていたり。
とても重要な部分で、ベースが淡々と音だけ追っていたり。
とても目立つ場所で、ドラムのフィルインが物足りなかったり…

前回の横山英規さん(ベース)率いるバンドが凄すぎたのかなぁ。
演奏で心が動くことが、ついに一度たりともありませんでした。

そして、最後のあの名曲。盛り上がり最高潮の筈の「Midnight radio」で。
なんと今回、観客が全員座ったままだったのにはびっくり。
前シーンとの繋がりもあっただろうけど、大好きな曲だけに、ひどく落胆。

前のほうのお客さん以外は、あがっている拳の数さえまばらで。
そんな状態での「♪Lift up your hands〜」は、正直キツかった。
涙する予定で用意してたハンカチを、そっと置きました。

終わった後のアンコールでは、山本さんがごく普通の素の状態で
今日は二回公演でキツかったとか、これからまだ公演が続くこととか、
みなさんは明日が日曜日(休み)でいいですね、とか話していて。
ますます醒めていくばかり。

・・・帰宅後すぐ、三上ヘドウィグの公演音源CD を聞きました。

観たときは、彼の渾身の演技にすっかり感情移入し。
アンコールで、傍目にも伝わるその疲労ぶりと、素の男らしさに恋をしてしまい。
「公演後、ちゃんと体マッサージとかしてもらってるのかな?」 なんて
くだらない心配をしてしまうほど(笑)いれ込んだ状態だったなぁ・・・

普段お芝居などを見に行く人ではない、このあたしの、貧弱な語彙の中で、
「観客は本物の匂いを嗅ぎ取るのよ」とか、
「北島マヤが創り上げた魅力、それは北島マヤのものでしかない」とか、
『ガラスの仮面』の名言のいくつかが、ぷかぷかと漂ってました(笑)。

・・・さて。
次の三代目ヘドウィグは、誰になるのかな?
それを楽しみに。

【 この記事に戴いたコメントへのお返事 】
>nao(十三号)さん
24日も「TEAR ME DOWN」など、総立ちの時もありましたよ(*^^)
ただ私は三上さんのを見てしまったので、どうしても比較で
こういう日記になっちゃったんです^_^;ごめんなさい
今回は今回で、もちろん、とても楽しめましたよ〜〜!!
演奏ももちろん、単純に間違えたっていうのではなかったです。
特にイツハクの歌と、「THE LONG GRIFT」での歌などは、
三上さんのときの方よりも数倍上手で、嬉しかったです☆☆

>イツァークさん
はじめまして。コメントありがとうございます。
そうですねぇ・・・三上さんのは好き嫌いは分かれるとしても、
相当強烈でしたから・・・あれを最初に見てしまうとね・・・^_^;
お客さんも、ヘドウィグという作品が好きという人よりは、
山本耕史さんが好きで見に行った人が多いような気がしました。
演奏は、特に前の横山さんのベースがすごすぎたのかも・・・

>fumiさん
ありがとうございます!多分同じ公演ですよね?
同じ思いを持たれた方がいて、ほんと嬉しかったです。
私も、山本さんに決まる前は、オダギリジョーだと
よさそうだななんて話してたので、それも同じで嬉しい♪
私も、これからもちょくちょくお邪魔しに行きます〜!!!

>麗さん
TB&コメントありがとうございます!
TBしていただいた記事だけでなく、初回ご覧になられたという
2月17日の記事も、ほんと素晴らしかった!
なんていうのかな、HEDWIGという作品への深い愛情が伝わってきて。
「あ〜、そういうことを言いたかったんだ!」って感じです。
ファイナルご覧になられた際の記事も楽しみにしてますね★

>yukko≠yukiさん
どうもありがとうございます!!そうなんですよね、
三上さんのあの、一種の「狂気」に近い演技、忘れられません。
まさに「ヘドウィグ姐さん…」っていう感じ。惹かれました。
オダギリジョー、え、まじでそうなんですか?すごい!!
(あ、これはそちらでのコメントのお返事ですw)
森山未来君はドラマしか見たことないんですが、ハマるかも!

>プロトカルチャーさん
コメント&TBありがとうございました!
こちらからのTBが飛んでなかったようなので、改めてTBさせていただきました。
ほんと、おんなじ感想でしたね〜!(笑)嬉しかったです。
2007.03.25

 Comment  





確かに全曲英詞でヘドウィグを知らない人にはよくわからないかもしれないですけれど、あれはあれで良かったと思ったりしました(#-.-)。

えぇぇ〜〜そんなに演奏間違えてはりましたか〜。
ちなみに金曜日に行ったんですが、スタンディングもアンコールもすごかったですよ(^^;。
nao(十三号) | URL | 2007/03/26 00:55 [編集]



通りすがり

私は違う場所で見ましたが同じような感想を読んで嬉しくなったので足跡残していきます。アマチュアレベルのあの演奏はいかがかと。あと役者にしては歌がうまいかもしれないけれど、主役の全く上っ面の演技がのめりこめない原因でしょう。やはりどうしても三上との比較になってしまいますね。
イツァーク | URL | 2007/03/26 07:59 [編集]



やって参りました!!

結構、三上版を観た人には同じような感想を持たれた方が多いですよね。 お腹いっぱい感が全くないまま終わってしまったかなぁ・・・。
ホンマに座ってる人多かったもんなぁ・・・。
三上版は再演も行きたーい!!と2年連続で行きましたが、私は次回違うキャストがやるなら行くかも・・・です。

ココ、また遊びに来ますね。
fumi | URL | 2007/03/29 07:39 [編集]





Ninaさん

拙blogへのコメント&TB有難うございました。
早速、遊びに寄らせてもらいます。

Ninaさんの感想を、(うん!うん!)と頷きながら読ませてもらいました。
三上版での「観客との一体感」を体験した人達にとっては、
今回の舞台はちょっと物足りないモノになったんだと思います。
”淡々と”映画をなぞって演じてただけと感じられたのが大きな原因かと・・・。
耕史くんなりの「変化球」を求めていたので、それが全く無かったのが残念です。
英語での唄は上手かっただけに、ますます残念で。

バンドに関してのNinaさんの感想も、同感です!(笑)
そういう意味で、演奏にもちょっと物足りなさを感じてました。

3度目の正直で東京ファイナルを観に行ってきます。(笑)
地方公演を回って、大きく成長した舞台になってる事を期待してます。
また遊びに寄らせて頂きますね♪
麗 | URL | 2007/03/31 02:28 [編集]





「巻き髪パンチ!!」へのコメント ありがとうございました♪

ブログには書かなかったのですが
私もカーテンコールで山本君が「素」に戻った事に

そこはかとない悲しさを覚えました。

三上博史だったら
「あんたたち、もう帰るなりその辺でSEXするなりしなさいよ!!」と

ヘドウィグのまま
歌舞伎町のライブハウスから送り出してくれたのに。


「WIG IN A BOX]・・・懐かしいです。
3代目・・・森山未来君は如何でしょう?
yukko≠yuki | URL | 2007/03/31 14:10 [編集]



HEDWIG!!

コメント有難う御座います!!
ホンマ、同じ感想です!!
トラバさせていただきます!!
プロトカルチャー | URL | 2007/04/03 01:45 [編集]






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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ

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